へたれの独り言。

日常生活の中でふと思ったことを、心理学・臨床心理学を織り交ぜて考察します。様々な考え方ができるようになりたい。

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パニック障害とは【症状と体験談】

こんにちは、へたれです。

今回は、体験談も踏まえて、パニック障害について紹介していきたいと思います。

 

 

パニック障害は不安障害に含まれる

 

 パニック障害(パニック症とも言う)は、不安障害(不安症)の1つです。「不安」に関する病気ということです。

 ちなみに不安障害の他のものとしては、分離不安障害(分離不安症)や社交不安障害(社交不安症)、全般性不安障害(全般性不安症)などがあります。たぶん他にもいくつかあると思います。

 

パニック障害の症状

 

 次に症状です。主にパニック発作を主としたもので、何度もパニック発作が繰り返されるものです。しばしば、「またパニック発作が起きたら」と思うようになる予期不安が生じます。

 パニック発作とは、

  ・動機       ・吐き気

  ・息切れ      ・めまい

  ・発汗       ・気が遠くなる感覚

  ・現実感の消失   ・離人

  ・息苦しさ     ・手足のしびれ

  ・おかしくなる感覚

などの症状が現れることです。大抵その感覚は、数分でピークに達し、10~30分くらいで収まります(人によって差があり、1時間くらい続く人もいます)。このようなパニック発作の頻度は、1日に1回の人もいれば、1週間に1回、また1日に数回起こる人もいます。加えて、パニック発作はいつ起こるかわかりません。全く予期せず、急に生じることもあります。

 こういったパニック発作を経験することで、「次いつ起こるかわからないパニック発作」に不安になることが予期不安です。加えて、「自分は何か重大な病気なのではないか」と心配になり、それに長く囚われ続けるのも、パニック障害の症状の1つです。

 

パニック障害に併発しやすい病気

 

 パニック障害に併発しやすいものとして、広場恐怖症というものがあります。これは広場に恐怖を感じる、というだけのものではありません。

 広場恐怖症とは、ある特定の状況に対して過度な不安や恐怖を抱き、その特定の状況を避けることです。また、実際にその特定の状況に置かれると、著しい不安や恐怖を感じます

 特定の状況というのは人によって様々ですが、よくあるのは

   ・電車      ・人混み 

   ・バス      ・列に並ぶ

   ・飛行機     ・試験や面接

   ・映画館     ・美容院

   ・エレベーター

などかと思います。総じて、逃げられないような閉鎖された空間で、広場恐怖を発症する人が多い印象です。中には、公園や海岸など広い場所に対して不安や恐怖を抱く人もいます。

 併発しやすい理由に関して説明します。簡単に言ってしまえば、パニック発作が生きた状況に対して広場恐怖が生じるということです。例えば、たまたま電車でパニック発作を経験した場合、次から電車に乗るのを躊躇ったり、乗れなくなったりすることは考えやすいと思います。つまり、たまたま起きたパニック発作とその状況が結びつけられてしまうのです。

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こうなると、電車という状況を避けるようになるし、もし電車に乗ったとしても著しい不安や恐怖に襲われるかもしれません。こうして広場恐怖症を含むパニック障害となってしまいます。

 その他、般化されることもあります。最初はたまたま電車でパニック発作を経験して、電車にだけ乗れなかったのが、発車すると逃げられなくなるという考えからだんだんとバスや飛行機にも乗れなくなったり、閉鎖空間であるエレベーターなどにも不安を感じるようになって乗れなくなったりすることもあります。場合によっては、外出ができなくなるというケースもあります。

 

 その他、うつ病も併発しやすいと思います。パニック障害になってしまったことで、今までできていたことができなくなったり、外出すらできなくなったりすると、「ダメな自分」という考えが強くなり、うつ病になることもあります。

 

体験談

 

 僕は受験生である高校3年の秋に発症しました。その時は、一人でテレビを見ながら夕飯を食べていました。家族は誰もいませんでした。食事中に、食べ物を口に入れて噛んでいるときに、急に目の前が霞んできて、現実感がなくなりました。「あれ?」と思った時には、呼吸が上手くできない息苦しさを感じました。なにがどうなったのかわからないまま、とりあえず口の中のものを全てティッシュに出し、トイレに駆け込みました。言葉で説明しにくいような「おかしな」感覚でした。まあそんなことを詳細に考える余裕もなく、ただただ怖かったです。「なにがなんだ?」「呼吸が止まるのかな?」と思いました。呼吸しているのに息苦しさがすごくて、手足の感覚や現実感がなくて、死ぬというイメージがありました。例えるなら、「溺れて水の中で呼吸できない状態」のような感覚でした。

 でも30分くらいで多少落ちつけました。ただご飯はそれ以上食べられなかったです。最初のパニック発作が食事中だったので、食事に対して不安や恐怖を感じるようになりました。それから2日間は何も食べられず、でもだんだんと少しづつ食べられるようになっていきました。

 最初は食事の恐怖だけだったのが、だんだんと外に対しても不安や恐怖を感じるようになりました。外食中はもちろん、電車やバスでも「ここでパニック発作が起きたらどうしよう」と考え、外出に対しても不安や恐怖を感じるようになっていきました。

 現在でも、外食や逃げられない(と自分が思っている)空間に対して、不安や恐怖があります。

 

終わり

 

 パニック障害の症状について簡単に書いてみました。パニック発作は急にきますし、その症状がとてつもない不安と恐怖なのでかなりしんどいと思います。しかし、治療方法はいくつかありますし、完全に治らなかったとしても対処の方法などを知ることで、だいぶ楽になれます。そのあたりのことについて、次回で書いていきたいと思います。

 

 

ではでは。